
おはようございます
関市の個別指導塾 関旭ヶ丘教室の教室長アラキです
本日始業式と入学式がスタートしましたね
1学年上がって次の学年のスタートです。
みなさん気持ちはもう新学年に向かっているかと思います。
今日は、ある新年度カウンセリングでお話した内容を少しご紹介させて頂きます。
お母様から
「早く勉強しなさい!宿題はやったの? と何度も言ってるんですけどね~。」
という話を聞きました。
その場で、少しご説明しましたが
教室ではどのように子どもたちに接するようにしているかというと、
できるだけ生徒の言葉を聞くようにしています。
子どもたちが自主的に行動できるためには、イメージが必要なので
「何をしたいの? 何になりたい?」
と質問して、まず将来の姿のイメージを描いてもらうようにしています。
次に「じゃあどうすればいい?」と問いかけます。
もちろんすぐに答えられなくても、イメージ出来なくてもいいのです。
「どうすればかなうか」を考え続ける作業が、実現する方法を確認できます。
こうした作業や思考の繰り返しをすることによって考えられる生徒になったり、生きる力を身につけられます。
日々のコミュニケーション・問いかけが大切なのではないでしょうか。
日々のコミュニケーションや問いかけが少ない場合や、自分で考えて答える癖が少ない子の場合は、質問をしても
「別に・・・」「ふつ~」「わかんない。」としか答えない子がとても多いです。
この3語だけで会話を乗り切ってしまう生徒も多いですね。
そんな生徒たちへはなるべく「はい いいえ」で答えられない問いかけをするようにしています。
たとえば
「今日学校楽しかった?」 と聞くのではなく、
「今日学校で何が楽しかった?」「今日学校どうだった?」
などと聞いています。
そうすると、はい いいえ では答えられないので、考えて文章で答えなければならなくなります。
「別に~」「ふつ~」「わからない。」という答えでも
「別に何?」「何が普通?」「何がわからない?」
と少し質問の内容をを増やすとまた少し考えるようになりますね。
質問は、「投げかけることに意義がある」と、大昔誰かに教わったことを思い出します。
人は、何か質問されると自然と意識がそその質問に向かい始め「考えてみよう」という気持ちが生まれ
ます。
生徒たちを、考えてほしい方向に意識を向かわせることが大事なのです。
そのためには、今すぐに答えが返ってこなくても、問いかけ続けることが大切なので、そんな習慣をつけさせることが重要なのです。
今日はこの辺で。